2010-01-01から1年間の記事一覧

目覚ましをセットし忘れたせいでひさしぶりに大胆な寝坊をしてしまった。Nの電話がなかったら何時まで寝ていたかわからない。 それにしても、毎日のことなんだから、目覚まし時計もちょっと気をきかせていつもの時間に起こしてくれればいいのに。いや、起こ…

生気のない生活。例1、Fの借金話。返事に困ってしまう。例2、Mの痴話話。興味の持ちようがない。 天気もすぐれない。雨が止んだと思えば風が吹き荒れる。今日だけで何千というミニスカートがめくれあがったはずである。うっかり下着を履き忘れてこようものな…

鬱になったときは語学に打ち込むこと。この安吾流の療法をここのところ気分の冴えないぼくも実践してみようと、さっそく仕事帰りに本屋の語学コーナーに寄ってきた。 便利な世の中で、ところせましとたくさんの参考書がならんでいる。どこの国の言葉なのか、…

生年月日を確認してみると(なお死亡年月日は確かめられない)、どうやら今月でぼくが30 years oldになることにまちがいはなさそうだ。 しかしながら、気分の上ではまったく実感がないし、じっさいいろんな面で10代のころより年々退化してきている。例はなん…

今月はお金がなくて満足に洋服も買えなかった。それでも今月はサマーシーズンでやり過ごせたので不便はなかった。来月からはすこしは肌寒くもなるだろう。となれば、はやめに最新のトレンドに便乗しなければならない。ぼくをワンシーズンを3パターンくらいで…

速報。Sの家のウォシュレット、水圧が強。知らずに使って、おもわず声が出そうになったではないか。この家の住人全員どんな肛門しているのか、見せてみやがれ。 * Sの子供はテレビゲームがうまい。ぼくがそういう遊びをしてこなかったせいもあるのだろうが…

台風接近の報せ。小学生のころは台風が来るとなるとそれだけでわくわくしたものだ。こうして分別をわきまえたアラサーともなると、――そんなんじゃ胸はときめかないぜ! * たばこ値上がりについて。Sが言うには、クレジットを使ってでもまとめ買いしておいた…

ただでさえ金欠気味だというのに、Fに乞われるまま財布にあった有り金をぜんぶ貸すハメに。2万7千円。給料日に3万で返してくれるという話で、なるほど金貸しというのはけっこうな商売である。それにしてもここまで素寒貧だと、帰宅時にカツアゲにあったとき…

さいきんよく目薬を使う。Aに薦められるままに買ってしまったので、それを使わないわけにはいかないのだ。それに使うといっても、うまく点眼できたためしがないので、効能のほどもよくわからない。へまをすると薬品が鼻のほうにまわってきて、あげく変な味が…

岩波文庫からエリオットの詩集が出ていたのでさっそく買ってきた。訳注が充実しているのがうれしい。元ネタに関しては自分でもそれなりに調べたつもりではいたけれど、まだまだ抜けているものが少なくない。やはりエリオットは面白い。この調子で後期の作品…

ぼくは目が悪い。いや目だけが悪い。性格は良いし、頭も良い。運動神経は抜群であるし、ルックスにも申し分がない。これこそまさに歌って踊れる二十一世紀の清純派アイドルというものだ。しかしそうは言っても視力の低下は自力で喰い止められるようなもので…

諸事情が重なった結果、花火大会にむかう人の流れにさからって歩くという反市民的行動を経て――、いまはゆっくりと部屋でくつろいでいる。 花火や祭りといった地元のイベントは、中途半端な知り合い、という言い方はおかしいかもしれないが、ようは普段ほとん…

気候のせいか、ここさいきん食欲不振。アイスばかり食べている。それも流儀が決まっていて、いちご味とレモン味をたてつづけに食べる。ひとつでは物足りないのだ。 で、さっきコンビニに買いに行ったら、いちご味が売り切れていやがる。もうひとつのコンビニ…

S駅の改札を抜けてロータリーに出ると、けたたましいクラクション。Hだった。ちょうど待ち合わせをしているところを偶然ぼくが通りかかったらしい。そうだとしても、人を呼び止めるのにあんなクラクションの鳴らし方をしてはいけない。象が交尾を始めたのか…

ひさしぶりにネットが繋がった。と、すかさずショッピング。これではまるでいいカモである。 * Kの発案で今度の三連休を使って伊豆方面に旅行してきた。いっさいの計画を任せてあるので、ぼくは指定された場所へ時間通り手ぶらで向かい、あとは貸し切りバス…

Aに誘われてラベンダー祭りに行ってきた。会場は田園のど真ん中。演出物の手作り感がはなはだしく、おまけに大してにぎわってもいない。冷やかし気分で見物するにはそれだけでたじろいでしまう。田んぼと畑の一画をまるまるラベンダーに使っていて、おそらく…

Sに遭遇。予期していない時と場所で親しい友達に出会うというのは、なんとなくイヤーな感じ。いぜんY駅前でKと遭遇したときには、向こうが出会い系で知り合った女を連れていて、いちおう挨拶ていどの言葉は交わしたが、そのあいだじゅう困惑した表情で見つめ…

普段からあまり頭を使わないので、当然たえずぼんやりしているわけだが、それでも何かしら思うことはある。そしてそういったことはほとんど例外なく忘れ去ってしまう。 そうした忘却の彼方からいま突然よみがえってきたことがあるので書き残しておこう。 6月…

見知らぬ番号から執拗に着信があった。Kだった。前に話していた旅行の計画について。といってもまだ一ヶ月も先の話である。ずいぶん予算が高いなと思ったら、それなりにエロい演出を考えているという。そういったことに関してはぬかりのない男なのだ。 * 楽…

外に出ると――、雲ひとつない青空。こちらの視力に問題があるのか、その澄みきった空の青さをうまく凝視することができない。どうしても靄のような不純物が混じってしまうのである。それがもどかしくて身体がむずがゆくなってきた。こんな日にはアグイーが空…

F駅前では週末ともなるとフォークライブがさかんにおこなわれる。どいつもこいつもひどい代物で、こちらの琴線にひびくような音にはまずめぐりあえない。おそるべき子供たち。君たちのその勇気が明日をひらく糧になるはずである。 おそるべき子供たちで思い…

ラーメン屋で客と店員がもめていた。さいごには警察がやってきて、客の男に説教を始めた。くわしい事情は知らないが、店員の如才のない振る舞いは見ていて爽快なほどで、おかげで麺は伸びスープはすっかり冷めてしまった。 AやYはラーメン一杯で満腹になると…

さいきんよくグミを食べる。さけるチーズもよく食べる。おかげで栄養不足気味だが、口元がさびしいのだからしかたがない。トップモデルも楽ではないのだ。 なんの因果か知らないが、忙しい日がつづいたので神経が苛立ってばかりいた。「普段以上に人相が悪い…

暑い。露出狂には都合のいい気候である。近所のスーパーの食料品売り場ではおばさんが乳を放り出した格好で買い物をしていた。おかげで、ただでさえない食欲がさらに減退してしまった。 Fの新居を写メで見せてもらった。まだ家具が置いてないので、ものすご…

買い物に行くと、財布にあるだけのお金を使い切ってしまう。これはよくない癖である。おかげで今月はカツカツの生活でしのがなければならなくなった。 買い物途中、おそらく万引きで捕まったのだろう、制服を着た高校生がふたりの大人に連れてかれていくのを…

今夜は月の真上にひときわ明るい星がある。金星がその正体のようだが、なんの気なしに夜空を見上げて、はっと息を飲んでしまった。まわりのひとは誰もそのことに気づいていないらしく、本当なら宣伝してまわりたいところだが、そこまでの勇気がぼくにはない…

なにがまずいといって、今年の前半期がそろそろ終わりに近づいてきていることである。気づけばあと一ヶ月ちょっとしか残っていない。漫然とすごしてゆくには人生はあまりに短すぎる。 といって、なにか壮大な野心を抱いているわけでも、喫緊の課題に追われて…

ゴールデンウィークをはさんで天候が一変した。しばらくすれば落ち着くだろうが、ここ数日は暑い日がつづいた。S中学校前の歩道わきでは悩ましげなほどにツツジの花が咲き乱れている。ぼくほどの色情狂となると、それだけで欲情がそそられてしまうのだ。止ま…

ひとによってはすでにゴールデンウィークに突入しているそうである。ぼくには縁のない話だが、ひとをうらやむのはやめにしよう。意外と休日の方が体力的にはつらかったりするものなのだ。ぼくも今日はつらかった。朝が早いのがとくにこたえる。 ぼくらが着い…

無気力に陥っている。エロDVDを早送りで見る気力さえない。無駄毛の処理すらする気になれない。もっとも無駄毛の処理などしたことないが。 毛深いひとは性欲が強いという俗説はあてになるのだろうか。いや、俗説があてになったことなど一度もない。だいたい…