Yと、Yが英会話学校で知り合ったという女の子ふたりと、その女の子のひとりの方の友達と、五人で旅行代理店まで行ってきた。わざわざ五人で揃って行く必要はなかったように思う。
 それにしても、このようなメンツで一緒にご飯を食べると、なかなかやっかいな事態が起きるものだ。すでに仲のよい関係とまったくの初対面の関係が錯綜して、会話の調子ひとつをとっても、みなそれぞれ安定感がない。ノンアルコールだったのが、余計にそのように感じさせたのかもしれない。



 睡眠も八時間以上を越すと、目覚めたときの疲労感が就寝前よりひどくなっている。そのうえ、目覚めたあとも一日がそのまま無為に過ぎ去っていってしまうことが少なくない。
 午前と午後でそれぞれ用事なり仕事なりを分担してこなすことで、メリハリのある充実した一日を過ごすのが理想である。もっとも、理想とはいえ、こういうスケジュールが組めるのは、ぼくの場合休日しかないわけだから、ではいつ休息をとるのか、という問題があらたに出てくる。となれば、答えはひとつ、普段の仕事中に、というものしかない。



 今日も寒い一日だった。凍えそうな身体をつめたい床のうえに横たえて、ぼくは目を閉じる。やさしいひとのあたたかい腕のなかで眠りたい。(ただし、八時間を限度にして)



 ある感想。芸能ニュースには本当に需要があるのだろうか。心底どうでもいい、というか、どうでもいいことを表明するのがはばかれるほど、どうでもいい。