はじめてSの車に乗った。エンジンがかかると同時にスティーヴン・ビショップの「Save It For A Rainy Day」が流れてきて、あっけにとられてしまった。意外な趣味、というかなんというか……。でも、あえてそこには触れないようにした。



 で、その「Save It For A Rainy Day」だが、エリック・クラプトンチャカ・カーンという豪華なゲスト参加がまったく曲調にあっていないのが玉にきずであると思う。
 こういうのを上手くあらわすことわざが何かあったような気がするのだが、しかしそれを思い出すことができない。これからは社交術の一環として、あらゆる場面ごとに機知のある警句なりを前もっていくつか用意しておくべきである(それを実際に使うかどうかは別として)。まさに「Save It For A Rainy Day」というわけである。



 ルソーの「告白」はもうすぐ中巻が終わる。さっさと下巻も読んで、つぎは「エミール」を読む予定。



 またしても風邪気味である。症状は色々あるが、タバコが不味く感じられるのはたまらない。